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WCアマ国内選考会レポート

8月23日(日)天気曇り。

2009年今年、10月24-25日に船橋にあるララポート東京ベイ、北館イベントスペースで行われる、「ザ・ワールドチャンピョンシップス フリースタイルスケートボード コンテスト 2009 イン ジャパン ララポート東京ベイカップ」への参加出場権アマ20名を決める国内選考会を東京城南島海浜公園で行った。

実にJFSAでフリースタイルのみのコンテストを行うのは7年ぶり。7年前は大会に参加していたフリースタイルスケーターは8名ほどしかいなかった状況。

この7年の間に、フリースタイルの認知、フラットランドスタイルでのコンテスト、露出、デモと色々人口を増やすためにやっては来た。しかし、思いのほか人口、認知は増えてはいるものの 、コンテストに出場となると、敷居が高いと言うか、尻込みしてしまうのが現状ではある。 %E3%81%9B%E3%81%84%E3%82%84%E3%80%80%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg

果たして、男子20名以上集まるかはとても不安であり、楽しみでもあった。

◎参加状況

8月23日会場に準備に入ると、ちらほらフリースタイラーの姿が見られた。エントリー受付開始を始めると、北は東北から岩手、栃木、茨城、群馬、埼玉、東京、神奈川、千葉、静岡、愛知、大阪、岡山、沖縄・・・まさに全日本フリースタイル選手権。参加人数としては男子23名、女子3名とコンテストとしては成り立つ人数に見事なったのはJFSA設立8年、これは奇跡ではなく、努力の賜物と言った所。継続は力なりとはうまく言ったものだ。

参加しないフリースタイラーも見学等来ていて、まさに異様な空間、ざっと40人~50人ぐらいはフリースタイラーが集まっていた。僕が現役のころの5倍以上のフリースタイル人口になり、決して満足はしないが、これから日本がフリースタイルスケートボードの中心になれる日はそう遠くないような気がした。

◎ジャッジ

ワールド規定でジャッジを行うため、5人ジャッジで、世界基準のジャッジマニアルを持参。ここまで細かく見るのは正直日本のジャッジの方々も初。古株の先輩方々を呼び、ミーティングを行い、参考点数で僕達JFSA公認プロ3名がジャッジ点数の練習と、リハーサル。本当に目が離せない状況のジャッジになるらしい。ジャッジペーパーの改良点等問題は出たが、世界基準に伴いコンテストは開始された。 %E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B8.jpg

ジャッジ 秋山勝利氏/ 野口篤史氏/

山岡久仁厚氏 /平沼孝之 氏/アキ秋山氏の大御所の先輩方々。

WCの本戦には山岡ジャッジの変わりにムラサキスポーツのゴッチ後藤さんが入ります。

昔を知り、今をも知るスケーター先輩。

 

◎コンテスト内容

内容は正直厳しい事を言うとLVが低い。アマとは言え、びっくりするぐらい低LV・・・・。正直ガッカリはした。世界を経験、見てきた僕が言うから間違いはないと思うが、アマチュアに関しては世界の方がすごい。アキ秋山氏も言ってはいたが、「昔より下手だな。このLVはとてもじゃないけど、全員プロには当分なれないな。」と。僕もそう思っていた。練習中からみんなの滑りをLVを見ていたがお世辞にも上手いとは言えない。上手いとは言えないが、凄いことをしようとしているのは分かる。凄いトリックしても上手くなければ意味がない。僕の考えではフリースタイルはスケートボードを使ってのアート。自分自身の滑りが作品でなければ観客を魅了出来ないと考えている。アマチュアに関して、とてもじゃなけどまだまだ作品とは言えない内容だった。厳しいことを言っているけど見れてTOP6位までが作品になりかけていると言った感じ。技術は昔より向上しているのは分かるが、下書きが出来ていないのが現状である。

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予選90秒2トライ、決勝90秒2トライだった予定が、本番と同じ状況で進行してみて、思いのほか、異様に時間がかかることが分かった。これは世界基準のマニアル通りの方法で5人ずつのヒートに分けて、up時間を15分取ること。これを実戦し、尚且つ、自分が世界で経験した参加する人を平等にするために、本番滑走の前に一人につき1分のソロ練習。4ヒート20人が滑り終わるまでに2時間もかかってしまった。これを本戦で採用したら、プロクラスの進行が難しいため、本戦アマチュアに関して、申し訳ないが予選90秒1トライ、決勝10名の90秒1トライに変えさせて頂く方向で、タイムスケジュールを組みなおしてみることになりそうだ。

さて、コンテスト内容的には、LVが低かったものの、収穫も色々あった。中でも注目したのが、岡山から来た高校生、中野誠也選手、大阪から来た、加藤アキラ選手、2人とも実に荒々しい滑りではあったが、純粋なフリースタイラーとハイブリッドフリースタイラーで面白いトリックも行っていた。2人とも決勝には残ったものの、中野選手は負傷したため、不戦勝になり、決勝での滑りは見ることが出来なかった。加藤選手はミスが多かったが5位入賞と、健闘した。 %E8%8F%8A%E6%B1%A0%E9%9B%84%E5%A4%AA2.jpg

見事優勝したのは、JFSAではお馴染みの菊池雄太選手。予選、決勝共に1位と、もはやアマチュアとしては敵なし。JFSA公認プロには来年昇格出来る実力はすでに持っているであろう。

写真:菊池雄太

 

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表彰写真

優勝:中央/菊池雄太 

2位:左/鈴木貴詞

3位:右/大出伸治

 

見事国内選考会で優勝した菊池選手は10月の本戦にプロとして参戦して頂きます。プロの中でどこまで自分の滑りが通用するのか見ものである。優勝おめでとう!!

◎ガールズ

本戦無条件で参加出来る、フリースタイルガールズ。選考会ではなく、本戦での調整と言うところで参加してくれた。メンバーは飯野さやか選手、村山ゆきこ選手、松井りさ選手の3名。正直に言うと、3人とも男より上手い!!普通にオープンクラスとして行った場合、予選時4,5,6位が女子と言う点数が付いた。 %E6%9D%91%E5%B1%B1%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%AD%90%EF%BC%91.jpg

そして、WC規定のフリースタイルジャッジ方式で、大番狂わせ!!無敗のクイーン飯野選手が3位と言う結果。僕はMCをやりながら自分の頭の中で点数をつける癖がある。が、通常のJFSAフラット方式でしか点数が付けられない。間違いなく言えるのはJFSAフラット方式の点数なら飯野選手が優勝でしょう。なので、結果を見たときに思わずジャッジを呼び、確認。5人とも同じ意見で、優勝は村山由紀子選手だった。

2位は松井選手。彼女のフリースタイルトリックは男でも出来る人が少ないクロスフット/ハーフインポッシブル/50-50キャスパーを行ったり、ルーティーンをちゃんと組んでスペースを大きく使っての演技でとてもアートな滑りをしていた。3位の飯野選手はトリックの連打でオーリーWキックフリップをメイクするなど難易度的には男以上のことを軽くこなしていた。 G%E8%A1%A8%E5%BD%B0%E5%BC%8F.jpg

表彰

優勝:中央/村山由紀子

2位:右/松井理沙

3位:左/飯野沙弥香

 

 

そして表彰式終了後には、女子のポイントより少ない男達にお説教(笑)。果たして、本戦までにまともに仕上げてくるのかは本人しか分からず・・・。

日本代表のアマチュアリザルトはこちら

日本で行われるワールドチャンピョンシップス本戦は10月24-25日の2日間。海外からのエントリーも少し来ていて、今のところ、アメリカ、ブラジル、スウェーデン、ドイツと国を代表して出てくるのだから各国優勝を狙ってくる。少なからず、アマチュア選手20名も日本を代表して出るわけだから、しっかりした状態でWCを体験して下さい。我々公認プロも頑張ります。そしてこれから日本のフリースタイルシーンを盛り上げて行くように常に格好良く滑って下さい。

レポート:モイチ

投稿者 mo1 : 2009年08月24日 17:59

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